三四郎池の特色と課題:総合調査からみえてきたこと



本企画における三四郎池の総合調査は、三四郎池の今後の整備管理方針を検討するための基礎的な知見を提供 することである。総合調査の中では、歴史調査、自然環境調査、利用調査の3つの調査が行われた。それらの 結論を要約し、三四郎池の特色と課題としてまとめると、以下のようになる。整備管理方針は、この特色を活 かしながら、課題の解決つながるものとなることが期待される。

   
歴史調査では、加賀藩時代から現代に至る三四郎池の空間的変遷が、特にこれまで明らかにされていなかった 大学編入後の変遷を中心に解明された。自然環境調査では、そうした歴史の中で何度も人手が入ることにより 成立している三四郎池の自然環境について、特に今日の植生・水中環境を中心に解明が行われた。利用調査に おいては、そうした歴史と自然環境によって形づくられている三四郎池を、現在学内の人々がどのように利用 しているのかについての、全学アンケート調査が実施された。